第317回 エフエム山形番組審議会議事概要
2021年1月21日木曜日、山形市のエフエム山形本社会議室で開かれ、12月19日(土)午後6時から8時55分まで放送した自社制作番組「マイ・ハートフル・クリスマス」を試聴・合評した。同番組は、年末年始をラジオと共に過ごしていただくよう企画したFM山形「フユノリズム」キャンペーンのトップを飾る特別番組として制作、放送。邦楽洋楽問わず、クリスマスに誰もが耳にしたり口ずさんだりする古今東西の名曲に、曲解説を添えてオンエアした。パーソナリティは那須尚平と長谷部マサコ。スペシャルゲストに山形交響楽団コンサートマスター犬伏亜里氏。
【審議内容】
・クリスマスに関連する楽曲のみの構成は楽しかった。懐かしい楽曲から、最新の楽曲へと
流れるラインナップは聴き応えがあった。定番曲も良きタイミングで配置されていたと思う。選曲ジャンルの幅広さも、リスナー層を限定せず、多くの世代に届けるために効果的だったのではないか。
・スペシャルゲストの生演奏は、その場にいるかのような臨場感があり、高い録音技術に驚愕した。
・「時をこえて」の副題通り、新旧の楽曲群が適正なバランスで演奏された為、幅広い世代の多くのリスナーが、それぞれの時代のクリスマスに思いを馳せたのではないか。
・曲解説のトークは興味深かったが、曲だけでなく「クリスマス」に関するものが多くてもよかったのではないか。
・コロナ禍で制限された日々のなか、ゆったりと楽しめる番組だった。経験豊富なベテランパーソナリティは、トークに共感が持てるため必要だと思う。また全国に誇る事ができる地元のアーティストを起用する事には大きな意味があると思う。これからも番組内で全国に向かって、県人アーティストを発信し続けてほしい。
等の意見が寄せられた。