第199回 エフエム山形番組審議会議事概要
エフエム山形では、第199回エフエム山形番組審議会を、平成21年2月19日(木)11:30〜13:30に弊社4階会議室で開催しました。弊社社長挨拶に続き、2月17日(火)9:00〜11:00に放送されたJFN制作番組「OH! HAPPY MORNING」の10時台を試聴・合評しました。
本番組は、これまでのこの時間枠における番組のコンセプトを一新し、「女性のための理想のマイホームパパが発信する生活情報番組」として、昨年の10月からスタートしました。夫婦のスタイルが変化してきている昨今、例えば子育て一つにおいても、以前は母親が子育てを一手に担っていたものが最近では、父親が率先して子育てに参加している姿をよく見るようになりました。番組では、男性パーソナリティが、理想のマイホームパパを目指して様々な情報を紹介したり、リスナーとの交流を通して夫婦、主婦、母親、父親、家庭がより幸せになるヒントを提案しています。出演はJFNアナウンサーの井門宗之とフリーアナウンサーの御影倫代が担当しています。審議の内容は、以下の通りです。
◎掛け合いのテンポは悪くはないが内容的に軽い印象を受けた。情報をもっと深く掘り下げても良いのではないか。特に女性パーソナリティの言葉が雑に感じられた。
◎テンションの高さは、番組ターゲット層には合っているのかもしれないが、聞きづらい部分もある。また、生活情報番組と銘打っているのであればもう少しためになるような内容が欲しい。
◎ゲストへの電話インタビューなどは話を上手に引き出していた。ベテランらしく安心して聞ける部分もあった。この時間帯は、ラジオに集中できる時間ではないので、漫談の様なコミカルな形式もありなのかもしれない。
◎メッセージはたくさん寄せられていて支持されている番組である事がわかるが、コアなリスナーだけが楽しんでいる番組というイメージは否めない。全般に言葉が乱雑な印象を受けた。もっと言葉を大事にした制作を心がけていただきたいものだ。
出席者は以下の通り。
長岡好永委員長(上山市)・上田裕行副委員長(大江町)・土屋秀敏委員(山形市)・村田則子委員(鶴岡市)・逸見良昭委員(山形市)・平清水公宣委員(山形市)
以上