第315回 エフエム山形番組審議会議事概要
2020年10月15日木曜日、山形市のエフエム山形本社会議室で開かれ、9月19日土曜日午前11時から11時55分まで放送した自社制作番組「コチラ!ソナエル相談所~防災月間スペシャル」を試聴・合評した。この番組は、山形県が定める「9月防災月間」に合わせて制作した、夕方ワイド番組「MAGIC」内で放送している防災・減災について学ぶコーナー「こちら!ソナエル相談所」のスペシャル版。ゲストに、県に縁がある防災士やお笑いタレントを招き、難しく考えがちな「防災」を、楽しく、分かりやすく伝える事をメインコンセプトとした。ナビゲーターは田中記子。
【審議内容】
・大変意義のある番組だった。防災に対する意識は高まりつつあるものの、自分自身に降り
かかってこなければ、なかなか実感できないもの。強い意識を持ち続ける為にも、継続して制作してほしい番組のひとつだ。
・ゲストの防災士や、お笑いタレントの話はテンポが良く、難しい用語なども耳に入りやすかった。リスナーからの防災体験談メッセージも興味深かった。硬くなりやすい話題を3つに区切り、聴きやすくまとめた番組構成にも工夫が感じられた。伝わりやすかったのではないか。
・番組タイトルにゲストの名前を冠するなどして、様々なリスナーに興味を持ってもらえるようなアイディアは必要なのではないか。また、エフエム山形が自治体と提携を結んでいる「防災ラジオ」についての言及もほしかった。
・災害発生の時、ラジオの役割は重要だと思う。これからもラジオの必要性をアピールするような番組制作を期待したい。
等の意見が寄せられた。