第314回 エフエム山形番組審議会議事概要
2020年9月17日木曜日、山形市のエフエム山形本社会議室で開かれ、9月12日土曜日9時00分から9時30分まで放送した自社制作番組「市町村番組・ふるさと納税わがマチへ~河北町編」を試聴・合評した。この番組はFM山形開局30周年記念番組として制作されたのを発端にした第3弾企画で、山形県内各自治体の首長や住民等をゲストに迎え、故郷自慢や進行中の施策を紹介してもらうプログラム。今期は県内各自治体の「ふるさと納税」をテーマにし、寄付や活用の実績はもちろん、全国から評価の高い返礼品についても詳しく紹介している。ナビゲーターはエフエム山形代表取締役社長桑嶋誠一。
【審議内容】
・ふるさと納税に関しては大いに興味がある。町の状況を語る町長のやわらかい口調が印象
的だった。今まで詳しくは知りえなかった河北町の魅力も伝わったと思う。タイトルから察するに難しい番組と思いがちだが、出演者やナビゲーターの故郷を愛し応援する気持ちが伝わるあたたかい番組だった。
・担当課の説明も具体的な数字が入っており、理解しやすかった。また直前の豪雨被害に関しても言及していたが、一般的な報道よりも、被害を受けた当事者の話は重みがあり、耳に入ってきやすかった。
・全体的に固いトークが多かったのは否めない。情報が多かったとは言え、出演者の人数が多すぎたのではないか。実際にふるさと納税をした方々の声があっても良いのではないか。また、返礼品に関しては、生産経緯のみならず、活用法・食べ方等の説明が入れば、町外リスナーになお喜んでもらえるのではないか。
・地域密着という言葉がふさわしい企画。この様な番組をradikoを通じて全国に発信するのが、地方局の役割なのではないか。
等の意見が寄せられた。