番組審議会

第313回 エフエム山形番組審議会議事概要

2020827日木曜日、山形市のエフエム山形本社会議室で開かれ、81日土曜日の2000分から2200分まで放送した自社制作番組「ラヂヲ怪談劇場~二十時の電話」と、813日木曜日の1330分から2155分まで(1545分から1700分は除く)放送した自社制作番組「YAMAGATA RADIO ROCK FEST.」を試聴・合評した。両番組はFM山形夏恒例キャンペーン「ナツノリズム2020」の一環で制作された特別番組。「ラヂヲ怪談劇場~二十時の電話」は、山形市在住の怪談作家・黒木あるじ氏総監修の元、東北の気鋭怪談作家作品を朗読ドラマで紹介。「YAMAGATA RADIO ROCK FEST.」は、ラジオ内での音楽フェスをテーマに、邦楽・洋楽・ライブ音源等を長時間に渡り演奏した。これら特別番組と合わせて、ナツノリズム期間中は、FM山形公式SNSのフォロー&リツイートキャンペーンも展開。フォロワー総数は約12千人、リツイート総数は約9千件という成果を上げた。

【審議内容】
・怪談劇場は、年代を越えて楽しめたのではないか。シーンを想像して楽しむラジオの魅力

を堪能できた。日常の中に潜む実話怪談というテーマや短編を選択したのが良かった。 怪談がなぜ真夏に語られるのか等の解説も興味深く、OPENINGや、ドラマの中の効果音も、恐怖感を引き立てたのではないか。選曲も良かった。今後も夏の定番として制作して良いのではないか。

・怪談劇場と銘打っているのだから、提供クレジットやインタビューパートに関しても、もっとおどろおどろしいBGMや演出にしたり、演者とインタビューアーを変えてみたり、一貫して「怖さ」を表現しても良いのではないか。

RADIO ROCK FESTは、大型連休時に放送された第1回より、かなりブラッシュアップされていたと思う。男女の掛け合いも軽快だった。出演者の「音楽愛」が伝わりとても楽しめた。選曲もリスナーを巻き込んでいて、一緒に番組を作っている実感が持てたのではないか。曲順が的確だった為、知らないアーティストの楽曲も耳に入って来た。2回目とは言え、すっかりエフエム山形の音楽番組として定着したのではないか。

RADIO ROCK FESTは、今後山形県ゆかりのアーティストを加えるなど、更なる工夫もほしいところだ。パーソナリティの一部早口も気になった。

・地方局からでも全国に番組を発信できる時代。企画・コンテンツを充実させ、一層の認知度アップを期待したい。

等の意見が寄せられた。

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