第316回 エフエム山形番組審議会議事概要
2020年11月19日木曜日、山形市のエフエム山形本社会議室で開かれ、10月24日(土)午前11時から正午まで放送した自社制作番組「2020年度山形青年会議所10月例会 山形交響楽団・山形市内高等学校吹奏楽部合同演奏会」を試聴・合評した。この番組は、山形青年会議所と、山形交響楽団がタイアップして、新型コロナウィルスの影響で発表の場が減少している高校生に発表の場を提供。思い出作りを支援するのを目的に、10月17日(土)県総合文化芸術館で開催された演奏会を録音。ダイジェストにまとめ、関係者のインタビューを交えて制作した。コロナ禍における山形青年会議所と高校生の思いを演奏とトークで伝えた。ナビゲーターはFM山形アナウンサーの福田雅。
【審議内容】
・高校生たちのひたむきな演奏と、山響のプロフェッショナル演奏を同時に聴くことがで
きた貴重な番組だった。楽団員のアドバイスは、高校生に対する慈愛に満ちていた。山響のメンバーがいかにして現在に至ったかという話は、夢を持つ高校生の良い刺激になったのではないか。
・コロナ禍において、思ったような行動・活動ができない中、高校生たちに大きな夢を与えた番組だった。また演奏会を企画・主催した山形青年会議所の、街づくり・人づくり活動の一部を垣間見ることができる良い機会でもあった。さらにライブ演奏に懸ける山響の強い気持ちをも感じた。
・FMラジオらしく、演奏音が非常にクリアであった。プロの演奏パートはもちろん素晴らしかったのだが、もう少し高校生の演奏パートを広げてもよかったのではないか。
・このような企画・催事をラジオ番組にするのはとても大切。これからも各団体・組織と協力し、若者に夢を与える番組制作を続けてほしい。
等の意見が寄せられた。