Saiko Dayo / ナンシー・ヴィエイラ&フレッヂ・マルチンス
リリース日
2025年04月23日
レーベル
リスペクトレコード
品番
RES-352
販売形態
CD
HP
カーボ・ヴェルデで生まれた日本語タイトルのこの曲は、1960年代から1970年代、日本のマグロ漁船の寄港地だったカーボ・ヴェルデにて、日本人の船員との交流の中から生まれた曲です。
船員たちが話す会話から聞こえてくる言葉「最高だよ!」
その言葉の意味を知った、この曲の作者、ティ・ゴイ(ゴイおじさん)ことグレゴリオ・ゴンサルヴェスが、カーボヴェルデのクレオール語で歌詞を書きました。
なお、カーボ・ヴェルデには、「最高だよ」という名の、カーニバルのグループも存在します。
「最高のパーティーを開けるのは、僕らのグループだよ!」をいう自信から、この言葉を選んだそうです。
カーボ・ヴェルデを代表する歌手で、1990年代には来日もした、セザリア・エヴォラもこの曲を録音しており、カーボ・ヴェルデでは、とてもポピュラーな曲と言えます。
【プロフィール】
ナンシー・ヴィエイラ
1975年に生まれ。14歳の時、父親がカーボ・ヴェルデ大使としてポルトガルに赴任、それに伴いリスボンに移る。ソング・コンテストでの優勝を機会に、1996年にファースト・アルバムをリリース。2004年にセカンド・アルバム、2007年リリースのサード・アルバムが大ヒット。2013年には4枚目のアルバム「そよ風のリズム、愛の歌」を日本でリリース。2024年リリースのアルバムは、ミュージック・マガジンの「2024年度ワールド・ミュージックのベスト・アルバム部門」で2位となる。
同じカーボ・ヴェルデ出身の“裸足のディーヴァ”こと故セザリア・エヴォラと並ぶ、同国を代表するシンガーとして、高い評価を得ている。
フレッヂ・マルチンス
リオ・デ・ジャネイロ生まれ。同世代のブラジル人アーティストの中でも傑出したシンガー、ギタリスト、ソングライターであり、ボサノバ、サンバ、ブラジルのポピュラー音楽(MPB)に影響されてキャリアを積んできた。2019年、2021年には、チェロ奏者のジャキス・モレレンバウムとのデュオ・コンサートを開催し、大きな話題となる。
また、マリア・ヒタやゼリア・ドゥンカンといった多くのアーティストに作品を提供している。さらに、自身のオリジナルアルバムでも高い評価を受けている。
2017年からリスボン在住。