あけましておめでとうございます。
西レコも無事に年が越せました。
12月29日(木)の忘年会で飲みすぎ、あまりにも酷い二日酔いになった店主。
2023年を迎える前に死んでしまうのではないかと思いましたが、無事に生き残ったようです(笑)
2023年もどうぞ「西レコ」をよろしくお願いします。
皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?
鬼Dは、入社して初めてなんじゃないかというぐらいの長いお正月休みをいただきました。
な・の・に!!
結局、家でダラダラしてあっという間に終わってしまうという「あるある」をやらかしてしまいました。
2023年は、時間の使い方が上手くなることを目標に頑張りたいと思います。
ただ、自分が大好きな人たちと会ってお話しをしたり、お酒を飲めたので、それだけで最高のお正月休みでした。
さぁ、2023年最初の月間テーマです。
1月のテーマは・・・
「国別特集2ヶ国目 アイルランド特集」
ふきちゃんが昨年訪れたアイルランドの楽曲を特集します!
nishirecollection162
U2 / Sunday Bloody Sunday【 War / 1983】
西レコシステム発動なので、今週の1曲目も先週に引き続きU2の楽曲をご紹介しました。
まさかの先週と同じアルバム!!
U2だから沢山楽曲もあるし、アルバムも沢山リリースしているのに、
まさかの同じアルバム!!
それだけ、こちらのアルバムは名作なんですね。
今週、ご紹介した楽曲「Sunday Bloody Sunday」は、アルバムのオープニング曲であり、U2の代表曲でもあります。
こちらの曲はアイルランドで起こった「血の日曜日事件」からインスピレーションを得て書かれていることは有名な話。
「血の日曜日事件」とは。
調べてみたら、世界各国で「血の日曜日事件」と呼ばれる事件が19世紀から20世紀にかけて沢山起こっていました。
そもそもは、日曜日に発生した流血事件や事態を指すのに用いられる言葉だそうで、じゃあ、他にも「血の○曜日事件」と呼ばれるものがあるのかと探してみたら、「血の水曜日」「血の金曜日」「血の土曜日」という事件がありました。
特に「血の土曜日」は、1960年代に日本で起きた事故。皆さんはご存知でしたか?私は全く知りませんでした。勉強不足です。
因みに私も聞いたことがあった「ブラッディ・マンデイ」は実際の事件とは関係なく、漫画やドラマのタイトルでした。
さて話を戻すと、U2がインスピレーションを受けた「血の日曜日事件」は、1972年1月30日に北アイルランドのロンドンデリーで、イギリスからの分離とアイルランドへの統合を求めていたカトリック系住民のデモにイギリス軍が発砲した事件で、14人が犠牲になっています。
デモ隊に軍が発砲!想像しただけで恐ろしくなります。
そして昨年、2022年はこの事件から50年の節目の年でもありました。
この日は現場周辺に多くの市民が集まり、追悼集会が行われ、犠牲者の写真を掲げながら、当時のデモと同じルートを歩くなんてこともあったようです。
そして、U2のボノとジ・エッジがこの日にアンプラグド・バージョンの「Sunday Bloody Sunday」をバンドの公式YouTubeチャンネルに公開しています。
ただ探してみたのですが、残念ながら今はもうこちらの動画は観れないみたいですね。
アンプラグド・バージョンがどんな曲になっていたのか聴いてみたかったのですが残念です。
アイルランドの「血の日曜日事件」が起きたのは1月。
今年もそんな1月を迎えています。
世界では戦争も起きている現在ですが、少しでもこのような悲惨な事件が起きないことを願うばかりです。
そんな中、二日酔いで死にそうになっている店主はまだ幸せなのかもしれませんね~
本人は相当つらかったようですが(笑)
nishirecollection163(Newly Arrived Vinyl Recommendation)
毎月第一金曜日は、店主の店RAF-RECに入荷したおススメの最新楽曲を紹介する
「Newly Arrived Vinayl Recommendation」です。
今回は、西レコに以前、出演していただいたVegpherさんこと杉本佳一さんの別ユニット「Minamo」の最新曲です。
ベグさんと交流はありましたが、こちらのユニットは初めて知りました!
杉本さんは以前にこのブログでも書きましたが、改めてご紹介します。
杉本佳一さんは、サウンドアーティスト、コンポーザー。
ソロプロジェクトとしてFourColor、FilFla、Vegpher
ユニットとしてminamo、Fonicaなど
サウンド・アプローチによって名義を使い分けながら多様な音楽を作り続けています。
また、広告音楽・劇伴作家としても音楽制作を手掛がける中、参加映画の音楽賞受賞をきっかけに2007年フランス映画音楽作曲家協会(U.C.M.F)会員へ登録されています。
FM山形でも放送しているTOKYO FMの番組の楽曲やサウンドロゴ、大手企業のCM制作も行っているので、皆さんも気づかないところで杉本さんの音を耳にしていると思います。
そんな杉本さんが1999年に安永哲郎さんと一緒に結成したのがこちらのユニット「minamo」です。
安永さんは、この「minamo」の電子音楽奏者として活動を開始。
東京を中心に日本各地で多数のライヴ・パフォーマンスを行う一方、北南米、東西ヨーロッパ、オーストラリアなどせ世界各国でも公演を行っています。
また、2008年には音楽や美術にまつわる企画制作プロジェクト「安永哲郎事務室」を創設。
コンサートや展覧会といった国内外のアーティストのための作品発表の機会を企画するほか、編集、執筆、講演などの活動を続けています。
そんな二人で結成したユニット「Minamo」に、今回は「100 Keyboards 」で世界を飛び廻っている電子音楽家のAsunaさんとのコラボレーション作品となっています。
Asunaさんの「100 Keybords」ですが、すごく気になるキーワードだなと思ったら、その言葉通りの意味で、100台以上にも及ぶキーボードによる演奏のことでした。そのキーボードも「アンパンマンのキーボード」のように子ども向けのものも多く含まれているんですよ!すごく面白い。
同一周波数の音波で伝播方向が異なるものが重なり合うと、音圧などが複雑に分布する現象である干渉音「モアレ」が起きるそうです。この音に焦点を当てたパフォーマンスなんだそうですが、言葉だけでは何がなんだかわかりませんね(笑)。
どんな音なのか一度、聴いてみたいです。
そんな世界的に活動している3人が織りなす音が聴けるCDとなっていますので、是非、手に取ってみてくださいね。
ちなみに今回のこの楽曲はこちらのサイトで聴くことができます。
↓↓↓
https://minamo.bandcamp.com/track/fatigue-of-yellow-sweets
今回の放送は1月13日(金)までradikoのタイムフリーで聴くことができます。
radiko→ https://radiko.jp/share/?sid=RFM&t=20230106114500
来週も金曜午前11時45分からお会いしましょう~♪
来週は13日の金曜日ですね(笑)
番組では皆さんからのメッセージもお待ちしております!
是非お寄せください~
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