富士フイルムBI山形が行う森づくり「かねやま絆の森」

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富士フイルムBI山形が行う森づくり「かねやま絆の森」

(旧)緑の宝~やまがた絆の森~

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隔週金曜日の午前11時30分からお送りしている「緑の宝~やまがた絆の森~」

この番組では、山形県が企業や団体、森林所有者と協定を結び行っている「やまがた絆の森づくり」についてご紹介しています。

7回目は、富士フイルムBI山形株式会社が行っている森づくり「かねやま絆の森」についてお話を伺ってきました。

 

 

お話しを伺ったのは、富士フイルムBI山形株式会社
総務部の横山あずささんです。

 

名前の通り、「かねやま絆の森」は金山町にあります。
金山スギが有名なこの地で、13年間森づくり活動を行っています。

富士フイルムBI山形は、「やまがた絆の森づくり」の第1期生!
まだ参加企業が少ない中、率先して森づくり活動を行ってきました。

 

金山町で森づくり活動を行う前、社内では事業の自動化を行うことでCO2をどれだけ減らすことができるかという環境を考えた取り組み「仮想の森づくり」を行っていたそうです。

こちらのプロジェクトが盛り上がる中、社員の中から実際に植樹して森づくり活動が行えないか?
という声が上がり、山形県に相談したことがきっかけで、金山町での森づくり活動がスタートしたそうです。

 

お話しを聞いていて、「これをやりたい!」と思った時は、絶好の「動き出すタイミング」なんだと改めて実感しました。タイミングが合えば、あとは繋がっていく。
こんな素晴らしいタイミングでスタートしたから「かねやま絆の森」は13年間経った今も、皆さんが積極的に楽しくされている活動に育っているだなと思いました。

 

これまでの13年間の活動の中で、森の保育活動にとどまらず、様々な活動を行っています。

年に2回程度行われる「かねやま絆の森」の活動では、主に午前中が「森の保育活動」、午後が「地域活動・交流活動」の2つの柱になっています。

 

特に午後の「地域活動・交流活動」はバリエーション豊か!!

2014年には、漁協組合の皆さんに協力をいただいて「おさかなプロジェクト 川の健康診断+サクラマス稚魚放流」を行ったそうです。

「森と海はつながっている」をテーマに行われた活動で、かねやま絆の森の活動地の近くを流れる川の健康診断を行い、山形県の魚である「サクラマス」の稚魚の放流を行っています。

4年後には、この放流した稚魚であろう「サクラマス」をみんなで食し、食育も学びました。

 

また、2017年には「夢の架け橋プロジェクト」として、山形交響楽団と金山町の地元中学校吹奏楽部の交流演奏会も開催しています。

こちらは活動20回を記念して、これまでの活動を支援していただいた金山町への感謝の気持ちを込めての実施だったそうです。

 

まだまだ語りつくせない、「かねやま絆の森」の活動。
これからは、「次世代につなぐ森づくり」を目標に「再造林」の必要性や「次世代の森づくり」の活動の輪を広げていきたいとのこと。

今回は、残念ながら活動の場所に伺えなかったので、次回は是非、「かねやま絆の森」を訪れたいと思います。

 

今回の放送は、10月1日(金)までradikoのタイムフリーで聴くことができます。
radiko→ https://radiko.jp/share/?sid=RFM&t=20210924113000

 

次回の放送は、10月8日(金)午前11時30分から。

富士フイルムBI山形株式会社をはじめとした、
「やまがた絆の森づくり」に参加している企業で立ち上げた団体
「やまがた絆の森づくりミーティング」についてご紹介します。
次回も是非、お聴きください。

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