9月23日のPick Up!「Can」

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Can

9月23日のPick Up!「Can」

西口のレコ屋から

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今週は、休みが多くてウキウキな鬼Dです。

 

19日の敬老の日に、RAF-RECでも個展を開くなど昔から店主から交流のある

多田さやかさんの展示を東北芸術工科大学に見に行ってきました。

 

エレベーターホールを抜けるとすぐ出迎えてくれる絵がこちら

多田さやか

こちらは多田さやかさんが2015年に制作した絵です。
このビッグさ!!!制作期間は約半年!!!まさしくの力作です。
私の下手な写真ではその迫力が伝わらないので、実際に見て欲しい!

 

こちらの展示は、

 

東北芸術工科大学 開学30周年記念展『ここに新しい風景を、』

 

あさって9月25日(日)まで「東北芸術工科大学THE TOP、THE WALL」で開催しています。
HP→ https://www.tuad.ac.jp/30anniv-exhibition/

 

ちなみに上に展示されている鳥のカタチをした絵の中には店主と娘ちゃんが描かれている絵もあるので、会場に行った際はこちらの絵も探してみてくださいね。

 

ここに新しい風景を、

 

ここに新しい風景を、

この熊と鹿がすごく気になりました。

 

鬼Dの個人的なブログになってしまって、店主に怒られそうなので、本題の番組に戻ります!

9月のテーマは・・・

 

「日本人メンバーを擁する海外バンド特集」

 

第4回目はこちらのアーティストでした。

 

nishirecollection141

Can

Can / Vitamin C【Ege Bamyasi / 1972】

 

Canは、1968年に西ドイツ・ケルンで結成されたロックバンド。

 

とあるHPによると、Canの音楽性はドイツで独自に進化を遂げたプログレから細かく派生した「クラウト・ロック」のパイオニアとして有名である」とありました。

 

また出てきました!初めて聞いた音楽用語。

クラウト・ロック」は、1960年代末から1970年代初めにかけて、西ドイツに登場した実験的(前衛的)ロックバンドの音楽を指すそうです。ロックンロールをベースにポスト・パンクやアンビエントミュージック、サイケデリック、ファンク、そして電子音楽を混ぜた当時でもかなり奇抜なミクスチャーと思われていたようです。

 

そして、「クラウト」とは、ドイツでよく食べられている「ザワークラウト(キャベツの漬物)」のことなんだそうですよ。ザワークラウトが出てきたことで急に覚えやすくなりました。

初めは軽蔑の意味も込められていた言葉だったようですが、後に賞賛の意味を込めて使われるようになったそうです。

 

そんな世界的にも注目を集めていたCanに二代目ボーカルとして参加していたのが、日本人のダモ鈴木さん。
1960年代後半には、新宿でヒッピー(フーテン)生活を経験し、当時14歳で「最年少フーテン」とも呼ばれていたそうです。

すごい呼び名です。

 

高校中退後の1960年代後半ごろからヒッピーとして世界各地を単独放浪し、アメリカからヨーロッパへと渡っていきます。

Wikiによるとヨーロッパ各地を放浪している際、人目を引くために「長髪に火を付けたり」「裸になったり」といった奇行の数々を繰り返していたといいます。

 

はて?

 

このエピソードと同じことをしていたと身近な人から聞いたことがあるなぁ。
公の場なので、あえて誰かは言いませんが。(笑)

店主のことをよく知っている人であれば、すぐに誰かに気づくことでしょう。

 

そんなダモ鈴木さんがCanに加入したのは、1970年。
Canがミュンヘンでライブを行っていた日、ライブの小休止中に路上でギターを弾きながら奇声をあげていたダモ鈴木をCanのメンバーが発見し、すぐにその日のライブに登場させたといいます。これ以降、Canの正式なメンバーとして迎えられ、1973年まで在籍し、Canの全盛期を支える大きな力となります。

 

Canのライブに初めて登場した時、ダモさんはミュージカル「ヘアー」出演のためにミュンヘンに滞在していたといいます。
いつの間にかヒッピーからミュージカル俳優に。そして世界的に人気を集めていたバンドのボーカルになる。
すごい人生だ。

 

今回のアルバムのSpotifyはこちら。
こちらのチェックもお願いします。

 

 

 

メッセージ紹介

 

毎月第4金曜日は、リスナーの皆さんから届いたメッセージを一気にご紹介していきます!

 

今回はお二人のメールをご紹介しました。

まずは、山形市のふわふわさん
いつもありがとうございます。

店主の好きなライブ音源は「Mystery White Boy /ジェフ・バックリー」でした。

ことあるごとに店主はこの音源を店内でかけます。

店主が話していたハレルヤがいつの間にかザ・スミスの曲に変わっているところは鳥肌ものなので、ふわふわさんも是非聴いてみてくださいね。

 

そして、いつもありがとうございますtakanobookさん

番組のリスナーが増えたことを一緒に喜んでいただきありがとうございます!
もはやtakanobookさんは番組制作側の方です。

奇妙礼太郎さんで繋がりも感じつつ、これからもよろしくお願いします!

 

 

番組では、この第4週の放送に向けて皆さんからのメッセージをお待ちしております。

メッセージは下記URLよりお送りください。

店主ともども、お待ちしております~♪

西口のレコ屋から

 

今回の放送は9月30日(金)までradikoのタイムフリーで聴くことができます。
radiko→ https://radiko.jp/share/?sid=RFM&t=20220923114500

 

来週も金曜午前11時45分からお会いしましょう~♪

Can
多田さやか
ここに新しい風景を、
ここに新しい風景を、
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