5月16日のPick Up!

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5月16日のPick Up!

西口のレコ屋から

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5月のテーマ「打ち込みの妙」の6回目。

 

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Venetian Snares / Hajnal(Rossz Csillag Alatt Született/ 2005)

 

 

 

この方は、アルバムごとにテーマのジャンルを変えて作っているそうです。

そして、この曲が収録されているアルバムのテーマは『クラシック』。

 

クラシックっぽい曲だなと思ったのは、間違いじゃなかったようで、そう考えるとこの曲はこのジャンルっぽいと直感的にわかるのは面白いですね。一応、音楽教育を受けたんだなと実感します。

 

 

 

さて、クラシックがテーマということだけあって、聴けば聴くほど、色々な楽器の音色が使われていることがわかります。

最初、これらの音は生音なのかな~?と思ったのですが、店主に教えてもらったところ、楽器の音はすべてサンプリングなんだそうで、ビートの音だけが打ち込みで作られているとのことでした。

 

サンプリングという言葉を何度も耳にするようになったのは、店主の店RAF-RECに通うようになってからです。

数ある楽曲の中から自分が求めているメロディーだったり、ドラムの音だったりを見つけて、それを組み合わせていく作業と考えるとサンプリングで曲を作っている方たちは、いろんな楽曲を知っている人達なんだなと、それだけで尊敬してしまいます。

 

色々な曲を聴かないと欲しい曲には出会えないですもんね。

 

ラジオでは、番組を制作の過程なかで、トークのバックで流すBGM選びという作業があります。

このBGM選びという作業が本当に嫌いで。

 

このパートでは、こういう雰囲気の曲が欲しいと思って、スタジオにあるCD棚からジャケの雰囲気やアーティストから手当たり次第探すのですが、これがまた中々見つからないんです。そして、いつも途方に暮れるのですが・・・

 

なので、そういう状況の自分にとってサンプリングで曲を作るというのは、すごく果てしない作業のような感じがするのです。

サンプリングで作曲している人に機会があったら、曲の探し方を教えてもらいたいものです。

 

 

 

こちらの放送は5月23日(日)までradikoのタイムフリーで聴くことができます。

 

radiko→https://radiko.jp/share/?sid=RFM&t=20210516205500

 

 

 

次回は5月22日(土)20:55からの放送です。

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