節分ですね~
落花生で豆まきをするのは山形県内だけという話を耳にしたことがありますが、実際のところどうなんでしょうか?
皆さんは大豆派?落花生派?
私は断然落花生派です。落花生は拾いやすいし食べても美味しいし。
そんな節目の日。私自身なんだか最近調子が悪いので、夜にでもRAF-RECで落花生の豆まきをして鬼を追い出したいと思います。
それとも鬼同士(あだ名が鬼Dだから)仲良くしたほうがいいのかしら。
逆に店主から追い出されそう。
さぁ、今月のテーマは・・・
「店主の青春第2弾 オリジナルシューゲイザー特集」
店主が青春時代にドハマりした楽曲たちを紹介していきます。
nishirecollection167
My Bloody Valentine / You Made me Realise【 You Made Me Realise / 1988】
第1週目の一曲入魂は、西レコシステムということで先週に引き続き My Bloody Valentineの楽曲を紹介しました。
1984年、アイルランドのダブリンにて結成。
今回紹介したEP「You Made Me Realise」でブレイク。
「シューゲイザー」と呼ばれる音楽スタイルの代表格となり多くのバンドに影響を与える。
EP「You Made Me Realise」をリリースしたレーベル、クリエイション・レコーズの創立者アラン・マッギーがイギリスのラジオ番組に出演した際にこの曲の制作裏話について話しています。
それによるとこの曲はVo&Gtのケヴィン・シールズが当時好きだったソニック・ユースの冗談めいたパクリ、オマージュから始まった曲なんだそうで、EPの5曲目として収録するぐらいの立ち位置の曲だったそうです。
それをアラン・マッギーがリード曲のほうがいいと説得したところ、バンドメンバーは最初は躊躇したもののこの曲をリード曲としてリリースすることになったとのこと。
曲のクオリティは変わらないのでしょうけど、もしリード曲じゃなかったらこのアルバムの印象もまた違ったものになっていたのかなと思うと、確かな助言をしてくれる人が周りにいるというのはすごいことですよね。
またこのEP「You Made Me Realise」は、プライマル・スクリームのスタジオを借りて制作されたそうで、制作費はわずか約16万円しかかからなかったそうです。
こんなすごいアルバムがたったの16万円!!!
店主からレコードをリリースする時の大変さを話しで聞いたことがあるので、それを鑑みてもこれはかなりの破格の金額ということが素人の私にでもわかります。
因みに先週紹介した「soon」が収録されているアルバム「Loveless」は、違うスタジオで19回以上の録音セッションと2年以上の歳月をかけて制作されたために約4千万円の制作費がかかったそうなので、その差は250倍!
まぁEPとフルアルバムという違いはあるかもしれませんが、それにしてもYou Made Me Realiseの低コストは凄いですね。
Lovelessをリリースした後、クリエイション・レコーズからアイランドへ移籍しますが、その原因の一つが「Loveless」の制作に多額の資金を注ぎ込んだためにクリエイション・レーベルとの間で軋轢が生じたからと言われているそうで、なんだか複雑な気持ちになります。
お金って大切ですね。
こちらのEPは残念ながらSpotifyにはありませんでしたので、代わりに下記のリンクを貼っておきます。
nishirecollection168(Newly Arrived Vinyl Recommendation)
毎月第一金曜日は、店主の店RAF-RECに入荷したおススメの最新楽曲を紹介する
「Newly Arrived Vinayl Recommendation」です。
今回はアイスランドのアーティストAsgeirの新作レコードを紹介しました。
この番組でも「国別特集一ヵ国目 アイスランド特集」の時にでもピックアップしたAsgeir。
相変わらずアイスランドは難しくて英字表示だとさっぱり読めないですね。
Asgeirと書いてアウスゲイル。
何度見ても読めない。。。
さて昨年10周年を迎え、アイスランドで最も成功したアーティストの一人と言われているアイスランドを代表するシンガーソングライターのアウスゲイルは、2012年にリリースしたデビューアルバム「Dyrd i daudapogn」(こちらのアルバム名も読めない笑)でアイスランドのチャートで1位を獲得。こちらのアルバムはアイスランド史上最速で売れたデビューアルバムとなりました。
そして、2022年10月28日にリリースした4枚目のアルバムが今回の楽曲が収録されている「Time On My Hands」です。
アコースティックとエレクトロニクスやブラスが繊細に重ね合わせられた楽曲が収録されており、アウスゲイルはこのアルバムで新たな作曲の領域へと足を踏み入れたと評価されています。
今回の1曲を聴いただけでもめっちゃかっこよかったから、個人的には全曲聴かねばなアルバムです。
RAF-RECの在庫が残りわずかとのことでしたので、興味がある方はお早めにどうぞ!
今回の放送は2月11日(金)までradikoのタイムフリーで聴くことができます。
radiko→ https://radiko.jp/share/?sid=RFM&t=20230203114500
来週も金曜午前11時45分からお会いしましょう~♪
番組では皆さんからのメッセージもお待ちしております!
是非お寄せください~
Archive
- 2024.10.2610月26日のPick Up!「Radiohead」西口のレコ屋から
- 2024.10.1910月19日のPick Up!「フィッシュマンズ」西口のレコ屋から
- 2024.10.1210月12日のPick Up!「Sugar」西口のレコ屋から
- 2024.10.0510月5日のPick Up!「Ben Folds Five」西口のレコ屋から
- 2024.09.289月28日のPick Up!「Ben Folds Five」西口のレコ屋から