学生街の喫茶店 / ガロ (昭和47年)
ガロはフォークグループと思われていますが、実はギターとハーモニーを基調にした男3人のロックバンドでした。『学生街の喫茶店』は3枚目のシングルで、しかも最初はレコードのB面の曲。それが初ヒットになったことから、A面に格上げになったと言われています。ところがこのヒットは、実はガロにとってはとても不本意なことだったと言われています。なぜならばこの歌はオリジナルではなく、他人が作った歌だったからと。そしてガロのメインボーカルは堀内護(マーク)でしたが、歌ってみるとキーが合わない。合ったの日高富明(トミー)で、ギクシャクしながらもレコーディング。つまりこの時はバンドとしてはバラバラだったんですね。でもこの歌は大ヒットしてしまいました・・・。改めてレコードをじっくり聴いてみると・・・トミーの歌い方が不機嫌そう・・・? でもそれが、いい味を出しているんじゃないかと。ちなみにこの『学生街の喫茶店』の作曲は、つい最近の9月に亡くなった、すぎやまこういちでした。
Archive
- 2022.01.271月27日の曲は・・・My Time My Song
- 2022.01.261月26日の曲は・・・My Time My Song
- 2022.01.251月25日の曲は・・・・My Time My Song
- 2022.01.251月24日の曲は・・・My Time My Song
- 2022.01.201月20日の曲は・・・My Time My Song