東京　/　マイペース　（昭和49年）

昭和49年の東京は、公害健康被害補償法が施行された年でもあります。大気汚染が激しくて、東京なんて人が住むところじゃない、自然に帰ろう運動などが起きていましたね。ところがそんな中、「・・・君の住む美し都・・・」と歌ったことが際立ったのでしょう。地方から見て東京に対する純粋な憧れが、とてもインパクトを与えました。ラジオの深夜放送で盛り上がり、有線放送のリクエストに飛び火して、じわじわと自然発生的に人気が高まり、ロングセラーとなりました。今でもオジサンカラオケでは、この歌が聞こえてくることがあります。