今週もお聴きいただきありがとうございました!!
今回は行楽シーズンに合わせて「チャイルドシート」の正しい使い方をご紹介しましたが・・・改めてこのブログでも振り返ってまいりましょう!!
◆着用車両の半分が「誤った使い方」
最新調査によれば、チャイルドシートの着用率は全国平均7割。
山形県内は8割ほどの車両が着用しています。
この数字そのものはここ数年でかなり上昇しており、「チャイルドシート」の普及率もかなり増えてきたといえますが・・・
反面、誤った利用法が多いのも事実。
着用者のおよそ半分が「誤った使い方」をしていたそうです。
例えば↓の写真
一見、しっかり固定されているように見えるチャイルドシートですが、
実はこれ、着用する座席がNG!!
本来チャイルドシートは「後部座席」で使用することが大前提。
「お子さんの顔が見えるから・・・」という理由で助手席に設置される方もいるそうですが、これは推奨されない方法。
特にこの写真のように、「助手席」に「後ろ向き」で装着するのは大変危険!!
事故発生時に飛び出す「エアバック」にチャイルドシートがぶつかり、
すごい勢いでお子さんと座席が衝突、ケガにつながります。
後部座席で「後ろ向き」に使用するのは安全性を高める良い装着方法なんですが、
これが助手席になった瞬間、危険なものに早変わりするんです。
◆改めて、正しい着用方法を確認
写真を見ながら確認していきましょう
①座席をリクライニングさせ、チャイルドシートを設置。
②座席のシートベルトを全部出し切る(クリップなどでとめると作業しやすい)
③チャイルドシートの背面の隙間からシートベルトを通す
(写真のように通す場所が分かりやすくなっています)
④体重をかけてチャイルドシートを上から押し、
隙間を埋めるようにシートベルトを締める
(一人で難しいようなら「抑える係」と「締める係」で行いましょう)
⑤背もたれ側のシートベルトをチャイルドシート側のストッパーに固定する
⑥最後に、リクライニングさせた座席を戻して完成!!
その上で一週間に一回はしっかり点検するようにしましょう!!
◆選び方にこまったら・・・
正しい着用方法が分かっても、どのチャイルドシートを選んでいいかわからない・・・
そんな時参考になるのが「NASVA(ナスバ)」の安全性能評価。
かなり細かく安全評価されているので一度ご覧になってみてくださいね。
そして何より大事なのは、可能なら購入前に自分の車に装着してみること!!
シートの形状や取り付けシステムの違いなどで、うまくフィットしないこともあります。
お子さんの安全を守るためにも、しっかり固定できるチャイルドシートを選びましょう!!
http://www.nasva.go.jp/mamoru/child_seat_search
今週はここまで!来週もお楽しみに♪
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