今週もお聴きいただきありがとうございました!
今回は上山の伝統行事「加勢鳥(かせどり)」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ポイントを振り返っていきましょう!
◆「加勢鳥」とは?
上山市の伝統行事、「加勢鳥」のルーツは江戸時代初期。
形や形態を変えつつ継承され、一度廃されたものの昭和に復活。今日に至ります。
藁で編んだ装束「ケンダイ」に身をつつみ、「カッカッカー」という奇声を上げながら城下町を練り歩くその姿はインパクト強し!一度見たら絶対に忘れられないインパクトがあります。
◆世界に羽ばたく「加勢鳥」
加勢鳥の特異な部分はその「柔軟さ」だと取材中感じました。
伝統芸能の継承はやはり「後継者問題」が真っ先にあがりますが・・・
加勢鳥は地元民を中心にしているものの、選ばれれば県外の方でも「加勢鳥」に扮することができる、
という懐の深さ。近年では外国人の参加も増え、今年はわざわざこのために「アイルランド」から来日する方もいるほどです!
加勢鳥の踊りのステップのように、「軽いフットワーク」で世界をまたにかける・・・
伝統芸能継承問題にひとつの解をしめしていると感じます。
◆観賞の際の注意点!
今年の加勢鳥は2月11日(火・祝)。
午前10時から上山城でご祈祷をおこない、演舞を披露。
そのあと町を練り歩きます。
観賞する際のNG行動は2つ!
①藁を直接抜かない
加勢鳥の藁を女児の髪に巻くと、黒髪豊かな美人に育つ、というご利益が信じられているのですが、
これは「落としていった藁を拾った場合」。
直接引っこ抜くのはNGですよ!?
②水以外をかける
加勢鳥を迎える人たちは、「祝い水」を用意し、それをひしゃくでかけるのが習わしですが・・・
「それでは寒かろう」とお湯やお酒をかける方がいるそうです。
これもNG!気化して余計寒くなるそうです・・・
ルールを守って加勢鳥、楽しんでくださね♪
詳しい情報はコチラ
来週もお楽しみに!
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