今週もお聴きいただきありがとうございました!
今回は「初めての短歌づくり」というテーマで、山形県歌人クラブの山川さんにお話をうかがいました。
そのコツを改めて紹介しましょう☆
◆まずは素直な気持ちをそのまま言葉にしてみる
短歌は1300年近い歴史をもつ文学ですが、現代では「五七五七七」の31音で文章を構成するルールがあります。
俳句のように「季語」は必要ありませんので比較的制限が少ないのも特徴なんですね。
コツとしてはいきなり「31音」にはめ込むように作るのではなく、
「何を伝えたいか?」を決めるところからはじめるのがいいそうです。
春の歌なら「どんなシーンで、どんな出来事から春を感じたか」とか・・・
そうした「伝えたい思い」を制限なく「文章として書きだしてみる」ことで、
形にすべき方向が見えてくるはずです!
あとはそれを「五七五七七」に整えてあげるだけ!
なんだか気軽に挑戦できそうな気がしてきませんか?
◆更なるステップアップのための3つのコツ
① みんなが読みそうな題材を選ばない!
ここなら「春」=「桜」とか・・・ありふれ過ぎて個性を出すのが難しくなる
② 直接的すぎる言葉を使わない
春の短歌なら「春が来た」とか・・・
そのままズバリ表現するより
「つくし」や「ふきのとう」などを使った関節的な表現のほうがバックストーリーが見えやすい。
③ 一連のストーリーになるように!
よくあるミスとして、「かっこいいと感じる言葉を並べただけ」という
ものがある。
「相手に伝えること」が目的なので、しっかり「お話としてつながるように」すると良い!
そんな山川さんのアドバイスをもとに作った短歌がコチラ!
・・・なかなか良くないですか?
最後に、先日発表された令和元年度 第17回 斎藤茂吉ジュニア短歌コンクールの最優秀先品をご紹介しながらお別れです!
また来週☆
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